みなさんこんにちは。
このブログでは、「無かったはずの月1万円を手元に残す」をコンセプトに節約や節税、収入増などお金に関する幅広いノウハウを発信しています。
みなさんが節約をしようと決めて最初にやる事と言えば、そう「家計簿をつける」だと思いますが、正直面倒に感じませんか?
かく言う私も幾度となく家計簿に挑戦し、やめてしまった人間です。
やる気があるのは最初だけ。
そんな私が家計簿に対する考え方を変え、家計改善ができた事例を紹介します。
節約する上では、どうしても心構えが必要で多少の精神論が混ざりますが、少しでも節約のヒントになれば幸いです。
- 貯金したい方に向けた節約の参考になる
- 家計簿への考え方が変わるヒントになる
そもそもの家計簿をつける理由
みなさん家計簿をつける理由や目的をちゃんと考えたことはありますか?
何事も理由や目的がはっきりしていないと続かないものなので、私はこう考えるようにしました。
まず当たり前の話ですが、支出を減らすには
- 固定費を減らす
- 流動費を減らす
の2つしかありません。
①の固定費は一度見直したら、以後ずっと節約し続けられますよね。これがまさに節約の仕組み化です。
(仕組み化とは、「人の意志を介さずとも勝手にそうなること」と思ってください)
この効果は絶大なので、誰しも「まずは固定費を見直せ」と言うのです。
問題は「②流動費を減らす」です。
流動費に関しては仕組み化が難しいので、それを実現するために「家計簿をつける」という手段をとると私は考えるようにしています。
「家計簿をつけること」はあくまで手段
そんな家計簿ですが、なぜ続かないか私なりに考えてみました。
家計簿が続かない理由と対策2つ
過去の私をベースとして理由を2つあげてみました。
①「家計簿をつける」が目的になっている
今、家計簿をつけること自体が目的になっていないですか?
過去の私がそうでしたが、つけることが目的になってしまうとただの記録簿と化します。
すると「記録をつけないように我慢する」という節約方法になりがちで
これではストレスを感じモチベーションが上がらなくなると考えられますよね。
なので家計簿をつける本来の目的は買い物や支出を削減できるように改善して、仕組み化していくことと考え方を改めてから家計簿が続くようになりました。
記録するだけではなく家計改善~仕組み化までを実践してみよう!
記録簿で気を引き締めて、無駄遣いを減らすことはできますが、人の意志に依存した家計管理では必ずストレスや甘えが生じます。
②生活するうえで本当はお金に困っていない
これも過去の私ですが、今思えば「当時本当はお金に困っていなかった」が理由で続かなかったのではないかと思います。
そう言える理由はシンプルで、収入の範囲内で「好きなものを好きなだけ自由に買えていた」からです。
当時は「お金がなくて困った」と本気で思っていましたが、深層心理ではその生活でも満足していたのだろうと思います。
きっかけ
変わるきっかけがここ最近子供が増えたことで、今一度我が家の将来を考え新NISA枠で満額投資すると決めてからです。
というのも預貯金をなるべく減らさずに月30万円を捻出するのはかなり困難で、ある意味「本当にお金に困った状態」です。
本気で取り組むと決め月30万円は無いものとしています。
そんな状況ということもあり家計簿をつけていても全然苦にならない、というか家計簿をつけて支出を改善し続けないと生活がきついのです。
強い目的意識が家計簿を続けられる理由なのかもしれません。
今一度、何をしたくて家計簿をつけるのか目的を明確にしてみよう!
私の家計簿の付け方
手間がかかるやり方だと思いますので、参考程度に紹介します。
私はアナログ人間なので、レシート保存+エクセル集計で家計簿をつけています。

レシートを保存する理由
- その月に買った物の中で改善できるものは無いか見返すため
- 「セルフメディケーション税制」の確定申告をするため
またエクセルで集計する方法としては、週ごとに分けてレシートの金額を集計し、レシートがない場合はセルにコメントも残しています。
↓こんな感じです。

費目をこの8つに分類し各費目の使いすぎがないか、改善点がないかを見ています。
管理方法は何でもいい
家計管理アプリもありますが、無料版では使える機能に制限がかかり物足りないです。
また有料版に関しては、そもそも家計改善したいのに固定費が増えることが嫌、という理由で使っていません。
やり方は何でも良くて一番ストレスなく続きそうな方法で構いません、ご自身がやりやすい方法を試してみてください。
我が家の家計改善事例
毎回リピートで買っている日用品の中には、買わなくてもいい物やもっと安いものに代替できる物があったりします。
それを改善することで
節約の仕組み化によって、その後ずっと節約し続けられます。
それでは流動費の一部を改善し、節約できた事例を4つ紹介します。
買わなくてよくなった事例
事例1:子供の保湿用クリーム

子供の肌が乾燥したり湿疹ができた時用に買っていた「ニベア」です。
詰め替えが大体800円くらいする上、3週間ほどしか持たない状態でしたが
皮膚科のオンライン診療を受け、保湿剤やステロイド剤を処方してもらいそちらを使用するようにしました。
子供は医療費負担がないですし、やはり効き目が全然違ってて湿疹が出にくくなりました。
ざっくり月1,000円支出減です。
事例2:自分の足用消臭クリーム

仕事後の自分の足がかなり臭くて買っていた足用クリームです。(正直塗っていても臭かったですが)
大体1,000円ほどしまして、1.5か月で使いきる状態でした。
ずっと足そのものが臭いと思って買っていましたが、休日はあまり臭くならないので不思議に思っていました。
色々考えてみて、もしかしたら靴下に菌が残っていて臭いのでは?と思い
長く使っている仕事用の靴下を新調したところ、劇的に臭いが改善されました。
その後も、靴下は熱湯ハイター漬けをしてしっかり殺菌すれば臭いは気にならないと分かり、このクリームも買わなくなりました。
今起きている事象に対して対処療法ではなく、根本原因をつぶしたことで支出を削減できた事例でした。
靴下は定期交換するとして、ざっくり月500円削減です。
安いものに代替した事例
事例3:泡ハンドソープを牛乳石鹸に代替

このキュレルが大体600円で、1.5か月で消費する状態でした。

これに牛乳石鹸を併用するようにして、大人は牛乳石鹸、子供はキュレルという使い方をして、それぞれ三か月以上持つようになりました。
とにかく石鹸の持ちが良い!かなりオススメです!
手荒れもなく、ざっくり月400円削減です。
事例4:柔軟剤を安いものに代替

柔軟剤の「ラボン」です。
この大容量詰め替えが1400円ほど、2か月で使い終わる状態でした。
妻が好んで使っていましたが、高いのでクビです。

これをほぼ同量で半額の「ハミングフレア」に変えましたが、いい匂いですし何の問題もなく洗濯できています。
ざっくり月300円削減です。
たったこの事例だけでも月2,200、年間26,400円削減できました!
こういった日用品は改善がしやすいのでおすすめです。
仕組み化できれば家計簿はやめてもいい
最後になりますが、ある程度支出が改善されれば家計簿はやめてもいいと思います。
理由は、支出を意識的に改善できるようになったら家計簿に頼らなくても同じことができるようになるからです。
あなたの家計簿をつける目的は何ですか?
その目的が強ければ強いほど支出を改善できると思いますので、ともに頑張っていきましょう!
少しでも日々の節約の参考になれば幸いです。
これからもお得な情報を発信していきます。最後までご覧いただきありがとうございました。ケンヤでした。